START1後継条約 米露の交渉が大詰め

 【モスクワ=遠藤良介】12月5日に失効した第1次戦略兵器削減条約(START1)の後継条約をめぐり、米露両国の交渉が大詰めに入っている。オバマ米大統領とメドベージェフ露大統領は18日、コペンハーゲンで会談し、後継条約の早期締結に向けた方策を協議する。ただ、今回の交渉作業では「細部にこそ本質的困難が宿る」(露専門家)とも指摘される。目標とされた年内の新条約署名が危ぶまれる背景には、通常戦力に大きな不安を抱えるロシアが、当面は老朽化する核兵器に戦力の軸足を置くしかない事情がある。